少女向けファッション雑誌「nicola(ニコラ)」のお悩みコーナーで、母親から虐待を受けているという相談に対し、同編集者がとんでもない回答を送っており、批判が相次いでいる。
【二コラ】県立中学校に通う女子中学生の相談
中学生の雑誌「ニコラ」のお悩み相談で「しばらく歩けなくなる」ほどの暴力を母親から受けているという相談に「怒られない生活を心がけてみたらどうだろう?」と専門家でもなんでもない編集者が答えるのはまずいのではないでしょうかね、新潮社さん。 pic.twitter.com/4QlhZ3J6Cw
— みお (@miomiopyon) 2018年4月1日
要点をまとめると
・高額な私立に行かせてくれたり、色々私のためにしてくれたりはする
・小6の時、なぜ暴力をふるうのか聞いたところ、母親は「しつけしてるつもり」と答えた
・周囲にも同じような家庭はたくさんあり、暴力をふるうことをやめてほしいとは思わない。しかし、それは本当にしつけなのかは疑問に思っている
▼この相談に対し、二コラ編集者の回答がこちら
母親の虐待を問題視しないばかりか、「怒られない生活を心がけてみたらどうだろうか」とズレたアドバイス。どうやら、この段階では母親の「しつけ」に過ぎず、生活態度を改めてなお、怒られることがあれば問題だと思っているようだ。
なぜ、女子中学生側に非がある流れになっているのか。どんな理由にせよ、暴力をふるうほうが悪いのにこれはおかしいのではないか。
この相談に対し、ツイッター上では「心ない言葉です編集者さん」「新潮社って虐待を正当化する会社だったのか」などと批判殺到。児童相談所に通報すべきとの声も上がっている。
相談に回答した二コラにーさんは「米原康正」(58)!
香港からやって来たアリエルプロジェクト@ArielProjectHK の新曲発売記念イベントを見に秋葉原ソフマップイベント会場へ。逆輸入って感じさせない日本語力。『桜色メモリー』よかった。 pic.twitter.com/LkPrA73FBU
— yONE(米原康正) (@yone69harajuku) 2018年2月26日
withnewsによると、米原康正は20年にわたって「二コラにーさん」を担当。またフォトグラマーとしても活動しており、インスタグラムのフォロワーは11万人、中国版ツイッター「ウェイボー」は236万人に上るという。